横浜市でほくろの除去をお考えの方へ|形成外科専門医による治療
神奈川県横浜市の「神奈川皮膚のできものと粉瘤クリニック 古林形成外科横浜院」です。当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、ほくろの診察・治療を行っています。
本記事では、ほくろの除去方法や保険適用の仕組み、そして形成外科での治療が推奨される理由について解説します。ぜひご参考ください。
ほくろの除去は形成外科が推奨される理由

ほくろの除去は、皮膚にできた良性の「色素性母斑(しきそせいぼはん)」を医療的に取り除く治療です。見た目の印象を整えたい、メイクで隠しにくい、衣服や髭剃りで刺激を受けやすいなど、さまざまな理由で除去を希望される方がいらっしゃいます。
ほくろを除去する際に形成外科での治療が推奨される理由は、安全性と仕上がりの美しさを両立できる点にあります。形成外科専門医は、皮膚の構造や血流、瘢痕(はんこん)形成の仕組みを熟知しており、傷跡をできるだけ目立たせず、自然で綺麗な仕上がりを目指した治療が可能です。
特に、顔や首など目立つ部位のほくろを除去する場合には、切除範囲や縫合を細かくデザインし、傷跡が目立ちにくくなるよう丁寧に処置を行います。こうした緻密な縫合技術は、形成外科ならではの専門性といえます。
このような理由から、ほくろの除去は形成外科での治療が推奨されます。
ほくろの除去方法

ほくろの除去には、主に「レーザー治療」「電気メスによる治療」「切除手術」の3つの方法があります。どの治療法が適しているかは、ほくろの大きさ・深さ・形状・悪性の有無などを踏まえて、専門医が判断します。
レーザー治療
レーザー治療は、ほくろの色素に反応するレーザーを照射し、組織を蒸散させて除去する方法です。比較的小さく盛り上がりの少ないほくろや、顔など傷跡を目立たせたくない部位に適しています。
メスを使用しないため、治療後の腫れや赤みが少なく、ダウンタイムが短いことが特徴です。麻酔クリームや局所麻酔を使用するため、施術中の痛みもほとんどありません。ただし、ほくろが皮膚の深い部分まで及んでいる場合は、1回で完全に除去できず、複数回の治療が必要になることがあります。
電気メス
電気メスは、電気の熱を利用してほくろの組織を焼きながら除去する治療です。盛り上がった小さなほくろに向いており、同時に止血もできるため出血が少ないのが特徴です。
治療の際は局所麻酔を行うため、痛みはほとんどありません。比較的小さなほくろであれば、1回の施術で取り除けることが多いです。ただし、熱を加える治療となるため、赤みや色素沈着が一時的に残ることがあります。また、切除手術に比べると再発リスクがやや高い点も留意が必要です。
悪性の疑いがある場合には、電気メスによる治療は避け、切除手術を選ぶのが一般的です。
切除手術
切除手術は、メスでほくろを周囲の皮膚組織ごと切除して除去する方法です。深い位置まで根があるほくろや、大きめのほくろ、または悪性の可能性がある場合に選択されます。
ほくろを根元から確実に取り除けるため、再発のリスクが少ない点が大きな利点です。また、切除した組織は「病理検査」に出すことができ、がん細胞の有無を確認することができます。
一方で、切開と縫合を伴うため、執刀医の技術によっては線状の傷跡が残る可能性があります。
ほくろの費用と保険適用について

ほくろの除去費用は、治療の目的や方法によって大きく異なります。
見た目を整えるなどの美容目的で行う場合は「自由診療」となり、料金は医療機関ごとに異なります。一方で、医師が「悪性腫瘍の可能性がある」「日常生活で繰り返し刺激を受けて炎症を起こしている」など、医学的に治療が必要と判断した場合には、健康保険による治療が可能です。
保険適用の可否は医師の診察に基づいて判断されます。美容目的の場合は自費診療となるため、事前に費用の目安や支払い方法を確認しておくことが大切です。
ほくろの除去する際の注意点

ほくろを除去する際は、いくつかの注意点があります。
まず重要なのは、自己判断での除去を避けることです。市販の薬や自宅でのケアによる除去は、感染や瘢痕化、再発の原因となる可能性があります。医療機関で適切な診断と安全な治療を受けることが何よりも重要です。
また、除去後は一時的に赤みやかさぶたが生じることがあります。特に顔や首などの露出部では、紫外線対策を行うことで色素沈着を防ぎ、より綺麗な仕上がりを保つことができます。医師の指導に従い、適切なケアを行うことが大切です。
さらに、ほくろの中には皮膚がん(悪性腫瘍)が紛れている場合もあります。そのため、除去を行う際は必ず医師の診察を受け、悪性の可能性がある場合には病理検査を行うことが重要です。
横浜でほくろを除去するなら古林形成外科横浜院へ

神奈川県横浜市の「神奈川皮膚のできものと粉瘤クリニック 古林形成外科横浜院」では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が、皮膚疾患に関する専門的な知見をもとに、ほくろの診断と治療を行っています。
当院では、ほくろの大きさや部位を慎重に見極め、できるだけ綺麗な仕上がりとなる治療法を、患者様一人ひとりの状態に合わせてご提案しています。主な治療法はレーザー治療と切除手術の2種類です。
また、ほくろや皮膚の状態だけでなく、患者様のご希望や生活背景にも配慮した治療を行うことを大切にしています。気になるほくろやお悩みをお持ちの方は、当院までお気軽にご相談ください。




